生徒が本来持っている能力を発揮するにはどうすればいいか? ~職員室だより vol.13~

毎週、「未来を創る学舎」日本航空高校静岡本部(静岡校・沼津校・函南校)の学校生活や

教育方針等を取り上げるコラムです。

 

昨日は、「未来を創る学舎」日本航空高校静岡本部の入学式が静岡校で行なわれました。

 

入学式、卒業式は沼津校、函南校の生徒も静岡校に集まり行っています。

 

いよいよ明日、月曜日から始業式があり高校生活のスタートです。

 

さて、世の中が進歩し、最近ではAIやロボットに職業を奪われるのではないか?という心配の声も

よく聴かれます。

 

そこでご質問をいただくのが、「生徒が本来持っている能力を発揮するにはどうすればいいか?」

という今回のテーマです。これは、私たち教員がいつも考えているテーマと重なります。

 

簡単にいうとAIやロボットは、複雑な動きや処理をしているように見えても、

コンピューターですからすべて数式で処理をしています。

 

あらかじめ数式のような形で表すことができ、プログラムとしてインプットが可能なことで

あれば、その能力は日増しに増大していますので、現在でも人は太刀打ちができません。

 

しかし、AIやロボットは、一番単純で私たち人にとって当たり前の「意味やニュアンス」

を汲み取ることが全くできません。その場の状況判断もとっさの思いつきもありません。

 

私たち人間は一つの言葉からも様々な連想をします。

一つの出来事で感動をし、人生が変わることもあります。

そして、何より幸せになりたいという欲求を持っています。

瞬間でその場の雰囲気を察し、困っている人がいれば自然に助けたいと思い、

何か危機が迫れば火事場の●●力よろしくとんでもない能力も発揮します。

 

私たち、人間が本来持っている能力をAIやロボットに置き換えるのは

途方もないことで、それらを数式で完璧には表すことができない以上、

AIやロボットと競う必要はそもそもありません。

今後は、私たち人間が本来持っている能力をいかに発揮するかを

さらに真剣に考えていくべきでしょう。

 

私たち、「未来を創る学舎」日本航空高校静岡本部(静岡校、沼津校、函南校)

では、生徒の本来持っている能力が発揮できるよう、「答えのない問題」に

取り組ませることを重視しています。

 

正解や答えの決まった問題を覚えさせるだけでなく、

キャリアアップコースでは「田子の月プロジェクト」に見られるような企業との

商品コラボレーション開発を行っていたり、

 

美容コースでは、美容について広く理論と実習を通して学んでいき、年に2回

自分たちでオリジナルの美容ショーを発表しています。

 

航空コースでは、航空機の仕組みを通して、なぜ機体が浮上するのか?

どのような原理があるのか?どのような整備を行う必要があるのか?

など、実践的な内容を学んでいきます。

 

学校生活を通して、常に「答えのない問い」を意識させることが、

生徒が本来持っている能力を発揮する一番の近道だと私たちは考えています。

 

3年間の学校生活を通して、高校卒業資格を取得するだけでなく、

10年後につながる「考える力」「選択する力」を日々の学校生活で準備をしていく・・・

それが、「未来を創る学舎」日本航空高校静岡本部(静岡校・沼津校・函南校)

が提案する学校生活です。